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英進アカデミー「勝利のブログ」 2016年3月アーカイブ

自分と同じ学力レベルの友人が・・・

新中学3年生(現中2生) A君とB君の成績比較
<表1>
A君の成績  数学  英語  国語  理科  社会  合計
         100   50   80   100   70   400  
B君の成績   80   80   80   80   80    400

<表2>
A君の通知票 数学  英語  国語  理科  社会  合計
          5    3    4    5     3    20
B君の通知票  4    4    4    4     4    20

表1、2 よりA君B君ともに試験得点も通知票も同点である。
一概にどちらが良いとはいえないので、ともに次の試験でそれぞれ
各教科5点ずつ下がってしまったと仮定する。

<表3>
A君の成績  数学  英語  国語  理科  社会  合計
          95   45   75   95    65   375
B君の成績   75   75   75   75    75   375

<表4>  
A君の通知票 数学  英語  国語  理科  社会  合計
          5    3    3    5     3    19
B君の通知票  3    3    3    3     3    15

表3、4より試験成績は同じだが、通知票に4点の差が生じてしまう。
通知票4点の差は換算点30~40点程度の差にもなる。仮にB君がA君と同じ高校へ
合格しようとするならば、その分B君は入試当日の得点でA君の得点を上回らなければならない・・・

①内申点を高く維持すること②得意教科が複数あることがみえてくる。

なんとも理不尽なことだが現実だ。日頃の勉強のひとつの指標にはなるだろう。

          (by  英  一  )





内申点と偏差値

さて、大まかな志望校や志望校のレベルが決まったら、
自分の現在の学力を把握する必要がある。考慮するのは学校の
通知表(今週末に渡される)の成績と模擬試験における『偏差値』だ。

毎度のことだが入試は『内申点(通知表の点数)』と入試当日の得点の
総合得点で決まる。上位高校では双方の得点が高い方が断然有利だ。

現在、仮に内申点が高いとしても、偏差値(総合力)が高いとは限らない。
だから『公開模擬試験』や通っている塾の模試等を受験し、早期に自分の
『総合力(偏差値)』を知っておく必要がある。

注意点は、現時点での自分の学力であり、それが入試に対応できる
学力ではないということだ。内申点や偏差値は中学3年生時の学力如何で
上がりもするし、下がることだってある訳だ。

現在の高得点に安心し『油断する分だけ得点は下がる!』
その結果、行けるはずの志望校をみすみす逃がすことにもなり兼ねない。

新学期までに、中2,1生時の学力を付けておくこと。そのうえで中3生の
単元を消化していかなければならない。
一年後、志望校に合格するために、自分が今やるべきことが何かを考えよう。

           (by  英  一  )



スタートダッシュが・・・

新中学3年生にとって『入試なんてまだまだ先のこと』かもしれません。
しかし卒業生は毎年、1日でも早く受験準備に取りかかれば良かった・・・
と言います。入試は先手必勝です。

3学期が終わってホッとしているところでしょう。また、新年度に向け
気持ちを切り替える時期でもありますから、休めるうちに休んでおく
ことも重要な事です。受験が近づくにつれ体力勝負になりますからね。

毎日最低限の勉強を心がけて実践していくことも大切ですが、
『志望校の選択』だけは今のうちに決めておいたほうが良いでしょう。

併願校選びも大切な要素です。入試間近になって慌てて探す必要のない
ようにしておきましょう。家族や先輩たちの意見を聞きながら候補を絞るのもいいですね。

この時期の志望校の選定は今後の『勉強のモチベーション維持』に
大きく関わります。

『志望校の選択は今のうちに!』
『日々の最低限の勉強と併せて』 何事もスタートダッシュが肝心です。

        7C's教育研究所  英進アカデミー


明確な記憶

『明確な記憶』が得点につながることは前述しました。

得点を上げるために必要な事を挙げればきりがありませんが、もう1点。
『記憶を瞬時に思い出せること』です。

当然のことですが、試験には『時間制限』があります。
問題を見て、その解答法を瞬時に思い出せなければ
分かっているのにできない、つまり得点にはならないということです。

こんなに悔しいことはないでしょう。時間があれば解答できるのですから。
ということは、解答スピードも必要です。

解答スピードを上げるには、やはり『練習』しかありません。
分かったから大丈夫、解けるから大丈夫ということはないんです。

そのための家庭学習。だから最低限、その日のうちに覚えるべきこと
は覚え、『常に使えるレベルを維持』する必要があります。

『忘却』を乗り越えて『定着』させるのには相応の時間を要します。
それらの相乗効果が、以降の大きな学習効果につながります。

『心の準備』と『いま自分にできることに取り組むこと』
早速新年度を迎えるための準備を始めましょう。

        7C's教育研究所



『忘却』とたたかおう!

定期試験や模擬試験で常に高得点を取る生徒と
そうでない生徒の違いは以下にあります。

問題が 
①わかるようになる ②解けるようになる ③翌日、1週間後も解ける ④1ヶ月後も・・・ ⑤半年後も・・・

ところが、人間には『忘却』があります。上記①~⑤それぞれに『忘却』
が存在することも考慮する必要があります。実際には、

問題が
①分かるようになる・・・忘却 ②解けるようになる・・・忘却 ③翌日、1週間後も解ける・・・忘却・・・

段階が進むにつれて『忘却の度合い』は小さくなります。つまり『記憶に残っている』ということです。
常に高得点を取る生徒は①~⑤の段階を『忘却も踏まえ』クリアしています。
『記憶が正確』なので高得点を取れる、ということです。

一方、毎回の得点の状況から、多くの中学生は①②止まり
だということがわかります。折角問題が分かったのに得点できない。
解けるようになったのに得点できない。それは『忘却』のためです。

この忘却をどう解決するかが学力アップの糸口です。
『覚えていよう!』そう思いながら勉強に取り組んでみましょう。
自分でも気づかなかった自分なりの勉強法がきっと見つかりますよ。

         7C's教育研究所

小学生時の基礎学習が中学での・・・

今年の受験生の勉強の様子を振り返ると、
例年と少し異なる傾向が伺われた。

それは『漢字と計算』の弱さ。(中3時入塾生)
漢字の読み書き、計算のスピードと精度の悪さである。

学力偏差値の高い生徒でもその傾向がみられた。
偏差値の良し悪しに関わらず、常に高い生徒もいた。

漢字の読み書きや計算練習は、中学2年終了時までに小学生時より
8年以上も続けてきたはずの勉強の基礎だ。

如何に学力偏差値が高い生徒でも、基礎がなければ学力アップは望めない。

①漢字検定(3級以上。6月、10月実施)取得を目標に自宅学習を進める。
②国語の授業時における『記述』の比重を増やす。
③数学の授業において、解答スピードと精度を上げる。
④日々の家庭学習で①~③を必ず行う。

結果として偏差値の高い生徒たちは、この『漢字と計算』の
精度を上げる事で更に偏差値を上げることができた。
それ以外の生徒達にとっても入試時の大きな得点源となり得た。

中学で学力レベルを高く保つには、小学生からの『基礎学習』
は欠かせない。中学進級までに必ず身につけたい学習習慣だ。

        (by  英  一  )





食わず嫌い・・・

覚えにくい語句や理解し難い問題にぶつかった時、
果敢に取り組む生徒と諦める生徒に分かれる。

さて、これから今以上の学力を身につけようと思うならば
これまで避けてきた覚えにくい語句や理解し難い問題に
如何に取り組むことが出来るかにかかってくる。

問題にしっかり取り組むと、『案外食わず嫌いだった』ということが多い。
なんだ、実は簡単だったんだ・・・と感じることができれば一歩前進だ。

これらの問題は概して『練習不足』である事が多い。
時間もかかるから面倒に感じてしまう。これが原因だ。

①定期試験で出来なかった問題は必ず解き直す
②試験や日常の学習時に毎度間違える問題を洗い出す
③それらをノートにまとめ、『忘れる頃にやり直す』

これだけだ。最初は大変だが次第に慣れてくる。
慣れてくると新しく教わる内容の理解も早くなり、覚えるコツも掴めるだろう。

定期試験の得点アップだけでなく、模擬試験(総合問題)にも十分効果を発揮する! 
自分を変えるなら、時間的余裕のある今だ!

       (by  英  一  )

春講習前授業

春期講習会を前に、今教室では既学習範囲をダイジェストで
復習中です。長年生徒たちの勉強の様子や出来具合から、
どの単元のどんな問題で生徒がつまづくのかが分かります。

その単元の問題を中心に復習の重点を置くことで、
肝心な(多くの生徒が間違えたりつまづいたりする)問題を
難なくクリアすることができます。

これを身に付ければミスが減ります。また、
中1内容から全てを復習しているので『総合問題』にも強くなります。

『入試は総合問題』です。定期試験で高得点を取り内申点を確保する事
と同様に、高校入試で合格するためには重要な事です。

『基礎的内容が固まる』=『その分上乗せができる!』

基礎はできるからもっとレベルの高い問題を・・・と言ってレベルを
上げていった生徒が、基礎を固めた生徒に負ける現象はよくあります。

『自分を過大評価しないこと』
『素直に受け入れる姿勢』 も学力アップの秘訣です。

          まつお




自分なりの勉強の法則

『効率良く勉強する、とか勉強のコツを掴めば成績が上がる』
集中すれば短時間で覚えられるので、長時間の勉強は意味が無い・・・

よく聞く話であり、確かにそうなのだが・・・全てではない。

確かに学力上位以上の生徒に関してはある程度言えることだが、
以下の生徒には殆ど当てはまらない。

効率の良い勉強も、勉強のコツも
『過去の勉強の積み重ねの中から編み出される』からだ。

勉強の積み重ねの足りない生徒に勉強の効率やコツを教えても
ピンと来ない。結局は、じっくりと勉強時間を掛けるしかない。その中で徐々に
勉強の無駄が無くなり、『自分なりの勉強の法則(コツ)』にたどり着く。

大好きなことや趣味、得意な教科の学習内容を身につけるのに
効率やコツは余り気にしないだろう。
ある程度の経験値があり、現状以上の知識や経験を身につけたいと思う時、
効率やコツを求め、追求していくものだし有効に成りうる。

時間的な余裕のあるこの時期に、毎日十分な学習時間を
確保してみよう。きっと新しい世界がみえてくる。

      (by  英  一  )









スタートだ!ゴールではない!

将来の夢がある生徒は、高校受験に合格したからといって
遊びに夢中になることはないだろう。

なぜならば、高校受験がゴールではなくスタートだということを、彼らは
知っているからだ。それらの生徒は、受験生として頑張った一年間の
疲れを癒すとともに、毎日最低限の勉強を継続している。

練習をさぼれば体がなまるように、
勉強をさぼれば試験結果も悪くなることを熟知している。

一方、いやいや受験勉強してきた生徒ならば、勉強のことなど
入学式までにすっかり忘れてしまうだろう。『燃え尽き症候群』にもなりやすい。
また、低下した学力を上げることは受験勉強と同様に苦労する!

再度言う。『スタートだ!ゴールではない!』

友人たちとの遊びは大事。その時間は大切にしてほしい。
しかし『毎日最低限の勉強を継続することはもっと大事』だということだ。

        (by  英  一  )


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