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内申点と偏差値
自分の現在の学力を把握する必要がある。考慮するのは学校の
通知表(今週末に渡される)の成績と模擬試験における『偏差値』だ。
毎度のことだが入試は『内申点(通知表の点数)』と入試当日の得点の
総合得点で決まる。上位高校では双方の得点が高い方が断然有利だ。
現在、仮に内申点が高いとしても、偏差値(総合力)が高いとは限らない。
だから『公開模擬試験』や通っている塾の模試等を受験し、早期に自分の
『総合力(偏差値)』を知っておく必要がある。
注意点は、現時点での自分の学力であり、それが入試に対応できる
学力ではないということだ。内申点や偏差値は中学3年生時の学力如何で
上がりもするし、下がることだってある訳だ。
現在の高得点に安心し『油断する分だけ得点は下がる!』
その結果、行けるはずの志望校をみすみす逃がすことにもなり兼ねない。
新学期までに、中2,1生時の学力を付けておくこと。そのうえで中3生の
単元を消化していかなければならない。
一年後、志望校に合格するために、自分が今やるべきことが何かを考えよう。
(by 英 一 )
カテゴリ:
(英進アカデミー) 2016年3月22日 16:44 | コメント(0)
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自分と同じ学力レベルの友人が・・・
<表1>
A君の成績 数学 英語 国語 理科 社会 合計
100 50 80 100 70 400
B君の成績 80 80 80 80 80 400
<表2>
A君の通知票 数学 英語 国語 理科 社会 合計
5 3 4 5 3 20
B君の通知票 4 4 4 4 4 20
表1、2 よりA君B君ともに試験得点も通知票も同点である。
一概にどちらが良いとはいえないので、ともに次の試験でそれぞれ
各教科5点ずつ下がってしまったと仮定する。
<表3>
A君の成績 数学 英語 国語 理科 社会 合計
95 45 75 95 65 375
B君の成績 75 75 75 75 75 375
<表4>
A君の通知票 数学 英語 国語 理科 社会 合計
5 3 3 5 3 19
B君の通知票 3 3 3 3 3 15
表3、4より試験成績は同じだが、通知票に4点の差が生じてしまう。
通知票4点の差は換算点30~40点程度の差にもなる。仮にB君がA君と同じ高校へ
合格しようとするならば、その分B君は入試当日の得点でA君の得点を上回らなければならない・・・
①内申点を高く維持すること②得意教科が複数あることがみえてくる。
なんとも理不尽なことだが現実だ。日頃の勉強のひとつの指標にはなるだろう。
(by 英 一 )
(英進アカデミー) 2016年3月23日 22:27 | コメント(0)
小学生時の基礎学習が中学での・・・
例年と少し異なる傾向が伺われた。
それは『漢字と計算』の弱さ。(中3時入塾生)
漢字の読み書き、計算のスピードと精度の悪さである。
学力偏差値の高い生徒でもその傾向がみられた。
偏差値の良し悪しに関わらず、常に高い生徒もいた。
漢字の読み書きや計算練習は、中学2年終了時までに小学生時より
8年以上も続けてきたはずの勉強の基礎だ。
如何に学力偏差値が高い生徒でも、基礎がなければ学力アップは望めない。
①漢字検定(3級以上。6月、10月実施)取得を目標に自宅学習を進める。
②国語の授業時における『記述』の比重を増やす。
③数学の授業において、解答スピードと精度を上げる。
④日々の家庭学習で①~③を必ず行う。
結果として偏差値の高い生徒たちは、この『漢字と計算』の
精度を上げる事で更に偏差値を上げることができた。
それ以外の生徒達にとっても入試時の大きな得点源となり得た。
中学で学力レベルを高く保つには、小学生からの『基礎学習』
は欠かせない。中学進級までに必ず身につけたい学習習慣だ。
(by 英 一 )
(英進アカデミー) 2016年3月16日 15:17 | コメント(0)
食わず嫌い・・・
果敢に取り組む生徒と諦める生徒に分かれる。
さて、これから今以上の学力を身につけようと思うならば
これまで避けてきた覚えにくい語句や理解し難い問題に
如何に取り組むことが出来るかにかかってくる。
問題にしっかり取り組むと、『案外食わず嫌いだった』ということが多い。
なんだ、実は簡単だったんだ・・・と感じることができれば一歩前進だ。
これらの問題は概して『練習不足』である事が多い。
時間もかかるから面倒に感じてしまう。これが原因だ。
①定期試験で出来なかった問題は必ず解き直す
②試験や日常の学習時に毎度間違える問題を洗い出す
③それらをノートにまとめ、『忘れる頃にやり直す』
これだけだ。最初は大変だが次第に慣れてくる。
慣れてくると新しく教わる内容の理解も早くなり、覚えるコツも掴めるだろう。
定期試験の得点アップだけでなく、模擬試験(総合問題)にも十分効果を発揮する!
自分を変えるなら、時間的余裕のある今だ!
(by 英 一 )
(英進アカデミー) 2016年3月16日 14:39 | コメント(0)
春講習前授業
復習中です。長年生徒たちの勉強の様子や出来具合から、
どの単元のどんな問題で生徒がつまづくのかが分かります。
その単元の問題を中心に復習の重点を置くことで、
肝心な(多くの生徒が間違えたりつまづいたりする)問題を
難なくクリアすることができます。
これを身に付ければミスが減ります。また、
中1内容から全てを復習しているので『総合問題』にも強くなります。
『入試は総合問題』です。定期試験で高得点を取り内申点を確保する事
と同様に、高校入試で合格するためには重要な事です。
『基礎的内容が固まる』=『その分上乗せができる!』
基礎はできるからもっとレベルの高い問題を・・・と言ってレベルを
上げていった生徒が、基礎を固めた生徒に負ける現象はよくあります。
『自分を過大評価しないこと』
『素直に受け入れる姿勢』 も学力アップの秘訣です。
まつお
(英進アカデミー) 2016年3月15日 22:49 | コメント(0)
自分なりの勉強の法則
集中すれば短時間で覚えられるので、長時間の勉強は意味が無い・・・
よく聞く話であり、確かにそうなのだが・・・全てではない。
確かに学力上位以上の生徒に関してはある程度言えることだが、
以下の生徒には殆ど当てはまらない。
効率の良い勉強も、勉強のコツも
『過去の勉強の積み重ねの中から編み出される』からだ。
勉強の積み重ねの足りない生徒に勉強の効率やコツを教えても
ピンと来ない。結局は、じっくりと勉強時間を掛けるしかない。その中で徐々に
勉強の無駄が無くなり、『自分なりの勉強の法則(コツ)』にたどり着く。
大好きなことや趣味、得意な教科の学習内容を身につけるのに
効率やコツは余り気にしないだろう。
ある程度の経験値があり、現状以上の知識や経験を身につけたいと思う時、
効率やコツを求め、追求していくものだし有効に成りうる。
時間的な余裕のあるこの時期に、毎日十分な学習時間を
確保してみよう。きっと新しい世界がみえてくる。
(by 英 一 )
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