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英進アカデミー「勝利のブログ」 2014年9月アーカイブ

学力差を縮める

同じ勉強をするのにA君はあっという間に解き終え
B君は20分たってもまだ終わらない、ということがあります。

「A君は頭がいいから速くて当然だ」とB君がいいます。
本当にそうでしょうか?理解力に多少の差はあるでしょうが、
実はそうではありません。A君は毎日その問題を
「繰り返し解いていた」のです。だから速かったということです。

TVゲームにしろ、PCのタイピングにしろ初めから速くできる
人なんていません。練習するうちに速くなります。それを毎日
何か月も何年も続けていくうちに速くなった。

繰り返し練習(勉強)することがいかに大切か。生徒たちは
部活動での繰り返し練習の意味が十分に分かっています。
だから勉強での繰り返し練習の大切さもきっとわかるはずです。

     英進アカデミー  7C's教育研究所




有言実行

本日の授業(中3英語)の話です。中間試験も近いので
試験準備のための授業に切り替わっています。

ある生徒が「関係代名詞の問題を100問解きたい」と言いました。
関係代名詞は中学生が理解に苦しむ単元の一つ。理解できれば
長文読解がより正確にできるようになります。

分からなければすぐに質問できる状況だったので許可しました。
直ぐに始めてひたすら解いて、まるつけ見直しやり直し・・・
教室の指導通りの流れを忠実に守り、解き進めていました。

授業が終わっても、残りの問題を終えるまでは・・・と続けました。
時間にしておよそ150分、100題です。かなりのスピードで
解きながら、正答率も9割近くで終えました。

この生徒、きっと帰宅してからも「間違いの訂正」をするでしょう。
やり遂げて帰宅するときの、その生徒の「すがすがしい笑顔」
が印象に残りました。
                 (まつお)

まずは自分の心配

大学全入時代に突入している。
大学の募集要項をみていると、ここ数年で
さらに状況が変化していることに気づかされる。

まず、学部学科が大幅に増えている。内容も
充実し十分に魅力的だ。さらに校舎も近代的で美しい。
私学が学生集めに必死な様子が伺えるが、良い傾向
だと思う。充実した教育を提供できる環境が整うのだから。

学力(偏差値)云々は当分残るだろうが、これからは少し
状況が変わるかも知れない。優秀な人材の取りこぼし
が少なくなるからだ。

就活時は、「どこの出身か?」より「何を学んできたか?」
になるかもしれない。まあ、どの大学であれ「人間性」が
問われるのは間違いない。

すると、今やるべきことは何なのかはっきり見えてくるだろう。
「世の中の心配をする前に、自分の心配をすることだ!」

        (by  英  一  )




教育格差

少子化の問題は当然として、私は日本経済の低迷
による親世代の経済格差、それに伴う教育格差を危惧
しています。

9月25日付けの新聞によると、経済的な理由による
大学(高専含む)退学者の割合が増加しているとか。
この状況は今後も続くと考えれられます。

高校受験も「都立(公立)」志望者が増えています。
学力(能力)がありながら学業を断念することの無念さ。
「教育の在り方」が問われる時期なのかもしれません。

                    (まつお)



少子化

先日大手予備校の施設縮小がニュースになった。
同業者としていろいろと考えさせられた。少子化である。

しかしそんなことは30年前にはわかっていたことであり、
同時に高齢社会になることもわかっていたことである。
とうとうその時が来たか、というのが正直なところだ。

問題は「常に教育の在り方」であり、「生徒たちをどう導くか」
である。そういう意味では30年前と何ら変わりはない。
恐らくこの先も変わらないのだろうと思う。

強いて言えば、個人差のある学力に対する指導法。
より生徒個人に「最適な指導ができる環境になった」と考えれば、
より生徒たちに十分な成果を残すことができるだろう。

今まさに学力をつけるチャンスだ。

        (by  英  一  )




環境の見極め

親が子を褒めることと同じくらい、学習塾とのコミュニケーション
が十分に取れている生徒の学習効果も高い傾向があります。

どこの塾でもその点は一番重要視しているはずです。
そうでないと学習効果がでるのにも時間がかかります。

「塾との相性は大事」にお気づきの親御様も多いと思います。
塾に限ったことではありません。習い事やスポーツチームの
指導者やチームメイトとの関係が良好な生徒ほど、その成果は大きいです。

子供はご家族を始め、周囲の世界との関係性の上で成長
していくものであり、お子様にとっては「自分の存在をしっかりと
認めてくれる社会」の中で自分の力を発揮します。

何を教わるにも所属するにも「環境の見極め」は大切であり、
お子様の将来に大きく影響する事を考えればなおさらです。

          7C's教育研究所

家族に褒められる

例えば、中間試験の結果が90点。期末試験の結果が85点
だったとします。点数だけみると確実に下がったといえます。

しかしその時の平均点がそれぞれ95点と75点だったとするとどうでしょう。
中間試験の平均点より5点低い結果であり、
期末試験では平均点より10点高い結果になります。

どちらが良いか(よく頑張ったか)というと、当然平均点より10点
高かった期末試験の方良かった、ということになります。

つまり、試験結果(点数)だけで良し悪しを決められないということです。
「中間よりも下がったじゃない!」なんて言われたお子様は可哀想です。

お子様の得点と、平均点との差を比べてご評価ください。
上がったら十分に褒めてください。お子様のやる気は、

「何よりもご家族に褒められることが一番効果があります!」

         7C’s教育研究所

携帯(スマホ)ルール

数日前ゲーム好きな生徒が、もうゲームはいいと言いました。
中3受験生です。これでやっと受験勉強ができる。受験生としての
自覚ができたんだな・・・と思っていたのですが。

どうやら新しい携帯電話(スマホ)を買ってもらえるらしいです。
携帯電話(スマホ)には面白いゲームも盛り込んであり、
本人いわくそれで十分だ、ということでした。なるほど。

しかし、これでは本当に自室で勉強しているのか、遊んでいるのか
がわからなくなります。机に向かうのは事実ですから。

毎日机に向かっているのに成績が上がらないお子様。
形は違えど大体同じような状況であることが多いです。

毎日自室で机に向かっている。当然家族は一生懸命にお子様が勉強
していると思う。なのに成績が上がらない・・・
実際は家族にはわからないように雑誌やコミックを読んでいるケースも多いですよ。

本当に家庭学習ができているかどうかは、授業ですぐにわかります。
半年後、受験で後悔しなくて済むように「携帯(スマホ)家族会議」
を開き、「携帯(スマホ)ルール」を決めるのはどうでしょう?

                     (まつお)


言動からわかる

修学旅行直前の生徒たちの様子をみて、毎年思うことがある。
旅行がどれだけ楽しみなものなのか聞いてみたりする。

生徒の性格にもよるが、必ずしも楽しみにしているとは限らない。
「面倒だ」という生徒もいる。かと思えば、一生懸命にスケジュール
を考えて、ノートにまとめている生徒もいる。

性別でもそのとらえ方には違いがあるようだ。
男子は概ね大雑把。比較的女子の方が計画的な印象。

これは今年の生徒たちの特長だろう。例年を通して考えると
これらの言動は「勉強の取り組みとほぼ同じ」とも考えられる。

「日常生活でのすべての言動が、勉強に対する姿勢を表している!」
とすれば、日常生活を改めていくことも「学力向上に寄与する方法」
の一つだろう。

ご家庭、学校、その他集団(塾等)の連携強化の重要性も見えてくる。

         (by  英  一  )


9月模試

9月の模試を実施した。例年9月は学校行事に影響されて
得点できず、偏差値もがっくり落ちるのだが(結果はまだ出ていない)
得点を見ると8月模試と同等以上である。

むしろ8月模試より得点が上昇した生徒がほとんどであり、
「指導に忠実な生徒が多い=本気で学力をつけたい生徒が多い」
ということがわかる。

8月模試は、数学理科での得点上昇が多かった。
9月模試は、数学理科の得点はそのままに、英語国語社会の
得点が軒並み上昇している。この8,9月で全教科の学力が
ついたということだ。

この勢いで中間試験に臨み、生徒たちが得点に納得できれば、
恐らく教科に対する苦手意識は改善されるだろう。もう一歩だ。

          (by 英  一  )


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